3月27日に京都で、27作目次作シングルの表題曲選抜メンバーをファン投票で決める「NAMBATTLE2~がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ!」を開催。“NMB48選抜総選挙”で、1位は川上千尋(チームM)に決まった。加入10年目の4期生が初センターをゲットした。

NMB48の“選抜総選挙”で1位。初センターに決まった川上千尋(C)NMB48
NMB48の“選抜総選挙”で1位。初センターに決まった川上千尋(C)NMB48

熱烈な阪神ファンらしく、スピーチでは「皆さんの愛というボールが、私の心のキャッチャーミットにストライクを入れてくれました」。野球になぞらえてあいさつした。

12年12月加入。絶対エース山本彩の背を追いつつ、控えめな性格に悩んだ。同期の渋谷凪咲がバラエティーへ進出。活躍の場を広げたが、川上は、自分に自信が持てない時期もあった。

フィギュアスケート経験者で、浅田真央さんへの花束スケーターを務めたことも。身体能力を生かしたダンスも年々磨かれ、ついにセンターに就いた。「10年目の私でも夢は途絶えません。私にもNMB48を背負わせてください」。山本彩、白間美瑠ら歴代エースの背を見て「背負うということがどれほど重いか、承知しています。でも、任せてください」と約束した。

表題曲選抜とアンダーガールズ
表題曲選抜とアンダーガールズ

終演後にはオンラインで会見。「10年目で(初)センターは苦労してきた方かな」と苦笑しつつ、ファン、スタッフ、家族に感謝した。最後の最後、1位で呼ばれる瞬間を待ち「だんだんスタンドマイクへの道が長く見えて。たどり着けるのかな? みたいな(笑い)。胸を張ってセンターと言えるような活動をしたい」。

同期の渋谷は芸人相手にも機転のきいたトークで活躍。「凪咲とはまた違って、阪神、フィギュアと、趣味や特技を生かして、NMB48をアピールしたい」と誓った。【村上久美子】