日向坂46の河田陽菜(24)のセカンド写真集「テイクオフ」(竹書房)が、今日11日に発売される。
初写真集から約3年半。世界最高レベルの幸福度を誇るというデンマーク・コペンハーゲンで撮影した。無邪気な笑顔から、大人っぽい表情まで。11月19日に卒業セレモニーを控える自身の全てを詰め込んだ1冊を、感謝とともにファンへ届ける。【寺本吏輝】
■飛行機で14時間「幸福の地」
ファン待望の2作目発売を「まさかセカンド写真集を出せると思っていなかったので、驚きでした」と振り返った。今作のテーマは「旅」。「私が、一緒に来ている方を振り回して楽しむ、みたいな。自由に楽しくやらせていただきました」と笑顔を見せた。
2作目を期待する声が非常に多かったという。「撮影の直近でもミーグリ(ファンとの交流イベント)があって『2作目があったらいいな』っていう話が実際にありました。これから撮影に行くよ、と思いながら、その時は『ありがとう』とごまかしたんですけど(笑い)。ファンの皆さんも喜んでくれたんじゃないかな」と思いをはせた。
撮影地は自ら選んだ。「何個か候補を出していただいた中から、デンマークの街並みを見て、そこがいいって言って決定しました」。海外は「昔お仕事で韓国に行った以来2回目だったので、初海外と言っても過言ではないくらい」とドキドキだった様子。「飛行機で14時間くらいかかりましたが、時差ボケは全然大丈夫でした」と笑った。
実際に降り立ち、「街並みが全部かわいいんです」と胸が高鳴った。目新しい風景に加えて「白夜(に近い状態)で、夜の10時くらいまで明るくて。ずっと撮影していて、まだ夕方かと思ったらもう夜の8時。日本だと体験できないことで、面白かったです」と貴重な経験もできた。
特に印象的だったのはサウナ。「フィンランドサウナみたいな、かわいい木の小屋の中でサウナを楽しみました。入りはしなかったんですけど、水風呂が川みたいな自然の感じで、新鮮で楽しかったです。サウナのモチベーションが高まりました」と笑顔で話した。
写真集のタイトル「テイクオフ」という単語は、飛行機の離陸の意味を持つ。「この卒業のタイミングにぴったりなタイトルだなと思って選びました。一緒に旅しているよっていう思いも込めて、いろんな意味が詰まったタイトルになっています」と説明した。
■アイドルとは「人生」
前作発売から約3年半。「ちょっと年を重ねて、顔も大人になったなって思います。カメラを気にせず、自然体で撮影できました。なんでもできちゃう、みたいな気持ちの高揚感があったからかな」と自己分析した。「幸福の地」で開放感ある時間を過ごし「撮影が終わるのがすごく寂しくて、最終日も涙が出るくらい楽しかったです」。また1つ、かけがえのない思い出ができた。「何回も何回も読んで、いろんなポイントを見つけて楽しんでほしいです」と元気よく話した。
19日にはアイドルとして最後のステージに立つ。「みんなで楽しくできたらなっていうのが一番ですし、約8年間の集大成だと思うので、悔いのないように最後までやりきりたいです。おひさま(ファンの総称)と会えるのが最後になってしまうかもしれないので、1人1人のお顔をちゃんと見て『ありがとう』と伝えたいです」。真っすぐなまなざしで意気込みつつ、ファンへの思いについては「切ないかもしれないけど、応援してて良かったなって思ってもらいたいです。(ライブ後に)みんなでご飯に行ってほしいですね」と持ち前のほんわかスマイルが光った。
自身にとってアイドルとはずばり「人生」という。
「これからきっといろんなことがあると思うんですけど、人生の最後に思い出すのはこの瞬間、この8年間かなって思います」
迷いのない言葉に、8年分の感謝と、この先への覚悟が見えた。
大好きな日向坂46という地を離れ、新たな旅を始める。数え切れない思い出を胸にしまい、いざ、テイクオフの時だ。
◆河田陽菜(かわた・ひな)2001年(平13)7月23日、山口県生まれ。17年8月にけやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に二期生として加入。愛称は「ひな」「おひな」「KAWADAさん」など。154.5センチ。血液型B。










