タレントのフィフィ(39)が25日、自身のツイッターを更新。昨今のテレビ番組ではハーフのタレントが「タメ口」や「わがまま」なキャラクターで出演することについて「番組の演出」と明かし、その影響で世間のハーフのイメージが悪化することを危惧した。

 モデルのローラ(24)をはじめ、ダレノガレ明美(24)や水沢アリー(24)など、ハーフやクウォーターなど外国人の親や祖父母を持つタレントは続々と登場し、バラエティ番組等で活躍している。

 しかしその多くがタメ口やわがままなキャラクターを前面に押し出している。それについては「ハーフにタメ口や我儘なキャラを要求してるのは、番組の演出だからね」というフィフィ。ハーフタレントが増え、競争が激化する中、売れたいために番組側の演出に従って出演を果たすという構図のようだが、「どんどん過激に、お高く止まった発言を繰り返してる」という状況にフィフィは「世のハーフは困惑してるんじゃないかな。ウチの息子もそう思われたらたまらんわ」と懸念した。

 またフィフィは、「キャラを壊すようで悪いが、タメ口や我儘でテレビ出演するハーフタレントも、裏では丁寧な日本語でご挨拶するような子なの」とハーフタレントたちの舞台裏の姿を明かすとともに、「メディアの演出は、世間のステレオタイプに合わせてるだけかも。売れたいからその要求に乗っかるのもどうかと思うけど、演出って見抜けない視聴者で数字稼いでるのも事実だし」と私見をつづった。