女優の川島なお美(54)が、過去にエスカレーターから滑落して足を20針縫うけがを負った事故当時、「ワインをかばった」ために大けがをしたと報じられたことについて「とっさに離せなかっただけなんだけど~」と真相を明かした。

 5日に更新したブログで、主演ドラマ「くれなゐ」(1998年、日本テレビ系)の撮影当時を振り返った川島。女優としてブレークするきっかけとなったテレビ版「失楽園」に続く渡辺淳一作品での主演作となったが、雨のため撮影が中止となった日にワインスクールへ出かけた際にその事故が起きた。

 片手に傘を持ち、もう片方の手には先生への土産ワインを持ち、エスカレーターに乗った川島。その瞬間、「つるっ 滑ってエスカレーターの上で正座したかっこうのまま ざーーーーーーっエスカレーターの上をすごい勢いで滑り落ちて行きました」と事故の様子をつづった。

 その事故で左足に「ライオンに引っ掻かれたみたいな4本の傷」を負い、そのまま病院へ行き治療を受けたという。ワインの愛好家として知られ、その時もワインを手に持っていたこともあり、周囲からは「もうワインはダメ 山ぶどうジュースで我慢しなさい」と注意されたそう。「酔ってたわけじゃないんだけどな」という川島は、この一件が当時「川島なお美ワインをかばって20針縫う大けが!」などと報じられたとして、「ワインかばったわけじゃなく とっさに離せなかっただけなんだけど~」と釈明しつつ、「良くも悪くもドラマの宣伝にはなりましたが 痛い思い出」と振り返った。