気になる静岡県テレビ局のアナウンサーを紹介する連載「静岡アナ 気になリスト」。静岡朝日テレビ赤間優美子アナ(24)の「その3」です。神戸出身で東京の大学を出た赤間アナは、静岡でのプライベートをどう過ごし、将来をどう考えているのか。いろいろと聞いてみました。

 -入社して暮らし始めた静岡での休日の過ごし方は

 休日はニュースのない土日です。食べることが好きなので、食べログを見て、県内の評価の高い店に行ってみたりとかしています。静岡市の海岸近くに人気のイタリアンレストランがあるんです。そこはいつも人が並んで入れないんですが、この前初めて入りました。食べ歩きには、1人で行ったり、会社の方や東京にいる友達を静岡に呼んで行ったりしています。

 -好きな場所は

 日本平から見る景色がすごく好きです。海も見えますし、あの空間で無心になれます。

 -神戸出身ですが、関西弁は出ないですね

 いや、関西の友達と話す時は出ますし、今でもアクセントに気をつけています。油断すると関西のアクセントが出るので。イチ、ニー、サンとか、数字もアクセントが逆で、アクセント辞典を何度もひきます。

 -アナウンサーは長く続けたい仕事ですか

 続けたいです。終わりがない「100点」と思えない仕事ですし。いろんな人が見て、いろんな意見があるので、続けて自分なりの答えを出したいなと。

 -地方局アナからフリーになる人もいますが

 フリーになると、今よりも多勢の人に発信できるとか、多くの人に見てもらえるのかと思ったりもしますが、それだけで転身するのは、違う気がします。それに私は今、2年目でまだ実力も経験もないのに、「とびっきり!しずおか」(県内ニュース)のキャスターをやらせてもらっています。取材して発信もできています。それらを捨てるのはもったいなさ過ぎます。

 -仕事でへこむことは

 あります。11月16日に番組で放送した「熱海のバレエ少年」は、企画から担当しましたが、放送後に「少年が踊っているところが少ない。一番輝いているその部分が肝なのに。足りないと…」。私も指摘されて、もっと取材交渉をすれば良かったなと。レッスンの場を撮れなくても、会社に来て踊ってもらうなど、方法はあったなと。いろいろと手だてがあって、そういう発想が出てこなくて…。

 -へこんだ時、癒やしになることは

 やっぱり、動物と触れ合うことです。犬が好きで、小5の時に「どうしても飼って」とだだをこねて、雌のヨークシャーテリア(ハナちゃん)を飼いました。13年間生きましたが、亡くなったのを電話で聞いて悲しくて…。なので今、犬を飼おうと思って、ペットショップに足を運んでいます。

 -記事を読んだ店の方が売り込んできますよ。

 売り込んでほしいですね(笑い)。【柳田通斉、鈴木正章】(おわり)

 ◆赤間優美子(あかま・ゆみこ)1991年(平3)10月30日、神戸市生まれ。聖心女子大文学部卒。14年入社。主な担当番組は「とびっきり!しずおか」(県内ニュース)。3歳からクラシックバレエを習い、中学で吹奏楽部、高校は器械体操部。血液型B。