森公美子(56)が20日、川崎市内で行われた母校昭和音大の卒業式にサプライズ登場した。式の最後、森が主演ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト」(5月22日~6月20日、東京・帝国劇場)の衣装で現れると、卒業生419人が歓声と拍手で迎え、劇中曲「レイズ・ユア・ボイス」を宮沢エマらと歌い踊った。昭和音大短大を卒業した森は「当時は厚木のボロ校舎。こんなにきれいになって、今入学したかった」と笑いを誘い、「卒業はスタート。ここからの努力が大切。早く共演しましょう」とエールを送った。

 式終了後、森は「みんなが『ワー』と言ってくれてうれしかった。大学で学んだことが、森公美子のベースになっている。帝劇で初主演した『天使に』には今回、後輩が3人も出ているし、より磨きをかけて、みんなに愛される作品にしていきたい」と話した。