映画『奇跡の人』(62)の女優パティ・デュークさんが、現地時間29日に亡くなった。69歳だった。

 パティさんは敗血症により、アイダホ州コー・ダリーンの病院で亡くなったことが各メディアで発表された。パティさんの息子で映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサム役として知られる俳優のショーン・アスティンがフェイスブックに家族からの表明文を投稿。そこには「今朝、我々の愛する妻、母、祖母、女家長、優れたアーティスト、人道主義者、心の健康のチャンピオンであるアナ・パティ・デューク・ピアースが目を閉じ、痛みを静めて、美しい場所へと昇って行きました。我々は彼女が仕事と人生でシェアした永遠の愛と慈悲心を祝福します」と綴られてあった。

 パティさんは『奇跡の人』でヘレン・ケラーを演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞。テレビ界の最高の賞と言われるエミー賞を3度受賞している。映画『Power of the Air』(原題、2017年4月7日アメリカ公開)が遺作となった。【ハリウッドニュース編集部】