覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などで14年に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けたASKA(58)が、過去にCHAGE and ASKAで50億円もの高額ギャラを提示されたライブのオファーを断っていたことを明かした。

 ASKAは28日にブログを更新。96年頃にアジアツアーを敢行していた際、ブルネイ王国からのライブ依頼があったと振り返った。ブルネイ王国の王族親戚一同約50人の前でパフォーマンスをするという特殊な環境でのライブのオファーだったという。

 「スタッフは、強力にライブを勧めて来ました。ギャラが破格なのです。記憶は少し曖昧なのですが、一昨年はマイケルジャクソンが60億円でやったと。前年は、ティナターナが48億円で。本当に、驚きました。そこに呼ばれるということは、大変名誉なことなのです」という。そこでASKAは「では、50億円くらいいただきますよ」と先方に伝えたところ、すぐに「いいですよ」との返事が返ってきたと明かした。

 「迷いますよねぇ。2時間半ほどのパフォーマンスで50億円ですから。ライブにかかる費用。ステージセットなども含めて、全て王国が持つというのです。少なくとも、そんな条件は、過去経験したことがありません」というASKAだが、なんとそのオファーを断ったという。

 その理由は「お金を基準にライブをやるようなことはしたくない」という思いからだったそうだが、「今、思うんです。『あのー、そろそろいいですよ・・』と」とつづった。