デビュー24年目、再結成の年に初出場を果たしたロックバンド、THE YELLOW MONKEYは、代表曲「JAM」を歌った。

 ボーカル吉井和哉(50)は「我々はけっこう早い段階から紅白を視野に入れて活動してきたバンドなのですが、なかなか機会が来ず、再結成の年に初出場が決まり、逆に良かった。さる年ですし」。紅白にあこがれる世代だったとし「デビューした時から、かれこれ24年」と、喜びをかみしめた。紅白ならではの大量のカメラのフラッシュにも「すごい」と驚きを連発し「このたびはすみませんでした」と謝罪会見風におどける場面も。リハーサルでは緊張しなかったというが「経験上、リハで緊張しない時は本番でたいがいとんでもないことになる」と笑った。

 「JAM」について、吉井は「イエローモンキーの王国があるなら、国歌だと思って聞いてほしいとライブでは言ってきた歌。僕たちには特別な曲」。抱負を語る一方で、「4人ともかつらじゃないのが奇跡」と笑わせていた。