ヒップホップアーティストのZeebra(45)が13日、東京・渋谷区立広尾中学で3年生を相手に「日本語ラップ講座」の特別音楽授業を行った。12年度から中学の体育の授業で必修となったダンスとの親和性が高いことから実現した。

 テレビ朝日系のラップバラエティー「フリースタイルダンジョン」(火曜深夜1時26分)のMCとしても人気のZeebraは、生徒たちの名前を聞いて、韻を踏んでラップを即興で作った。「俺の名前は大地 俺のライミ(韻を踏むこと)は ジューシー・ライク・ライチ」などを生徒たちと歌って、ラップを教えた。

 Zeebraは「音楽の授業でラップを教えるなんて、すごい時代になった。韻を踏んだ言葉の戦いを分かっている子も多いので、言葉の作り方が注目されていると思います」と話した。