故マイケル・ジャクソンさんの愛娘パリス・ジャクソン(18)が、米ローリング・ストーン誌最新号の表紙を飾り、「パリス沈黙を破る」の見出しとともに、これまで明かされなかった衝撃的な事実について赤裸々に告白した。

 すでにモデルとしてデビューし、今後は女優、ソングライターとしての可能性も探っていくというジャクソンは、2009年に最愛の父マイケルさんが急逝して以来、うつ病を患い、数度にわたり自殺未遂を図ったことを告白。

 15歳だった2013年には薬を大量に服用した上、手首を切り、自殺を図ったと報じられたが、実はそれが初めてではなかったことも明かした。

 14歳の時に見知らぬ人物から性的暴行を受けたことも告白。「あまり詳しくは言いたくないけど、いい経験では全くなかった。誰にも言わなかったが、当時は本当に辛かった」と語った。

 父マイケルさんの死については、「絶対に殺されたと信じている」と主張。

 専属医師だったコンラッド・マーレイ氏の責任(マイケルさんに強力な麻酔薬を投与したとして、過失致死で有罪となった)だけでなく、当時、復帰コンサートの準備中だったマイケルさんは、プロモーターのAEGライブによる過剰なプレッシャーがもとで、過労により死亡したと信じているという。

 さらに、「”父はいつか殺される”と言っていた。本当のファンや家族は、父はワナにはめられたと知っている」とした上で、「父の死については、チェスのゲームのように相手を追い詰め、いつか正義を勝ち取る」と決意を明かした。

 マイケルさんの死後、長男プリンス(19)、末っ子のブランケット(14)を含む3人の子供たちの実の父親ではないとの報道が浮上したが、ジャクソンはこれを否定。「彼は間違いなく、私の父です。今までずっとそうだったし、これからもそうです」と語った。(ニューヨーク=鹿目直子)