1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「視覚探偵 日暮旅人」(日曜午後10時30分)の29日第2話の平均視聴率が10・7%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は11・2%だった。

 同作は15年11月に高視聴率を獲得したスペシャルドラマの連続ドラマ化で、松坂桃李(28)が堤幸彦監督と再びタッグを組む。松坂は、視覚以外の4つの感覚を失った一方、においや感情などを全て目で見ることができる特殊能力で事件を解決する“探し物探偵”日暮旅人を演じる。

 第2話は、保育士の陽子(多部未華子)は、20年前に起きた誘拐事件の被害者で思い出せない初恋の相手が日暮旅人(松坂桃李)だったのではないかと思い始める。しかし、主治医の榎木(北大路欣也)は、過去を封印した旅人に無理な詮索をすると精神を崩壊してしまいかねないと忠告する。そんななか、シングルマザーの宮川恵理(入山法子)が行方不明の娘を探して欲しいと旅人に依頼。失明を心配して止める雪路(濱田岳)を尻目に、旅人は事件に肩入れする。同じく事件を追う刑事・増子(シシド・カフカ)の邪魔が入るものの、旅人は隣人の江園(今野浩喜)の部屋で見えたあるものが気になり・・・という内容だった。