男性5人組のムード歌謡コーラスグループ純烈が14日、東京・江東区のららぽーと豊洲で新曲「愛でしばりたい」の発売記念イベントを行った。

 冷たい雨にもかかわらず、集まってくれた熱心なファンに新曲や「星降る街角」「六本木は嫌い」「大阪ロマン」の4曲を披露した。

 昨年5月発売の「幸福あそび」がオリコンの演歌・歌謡曲ランキングで初登場1位をマーク。「スーパー銭湯アイドル」と呼ばれ、熟女たちの間で大ブームになっている。今年1月発売の週刊朝日で「2017年を元気にする100人」にも選ばれた。07年の結成から10年という節目を迎えて追い風が吹いている。

 リーダー酒井一圭(41)は「スーパー銭湯のイベントでも、最近は、3分の1くらいが初めてのお客さんになっている」と手応えを口にする。だが「親孝行をする」「紅白歌合戦に出場する」という2大目標に向けては気を引き締めた。「これからも、日々、命がけでコツコツとお客さんに喜んでもらえることをやるだけ。それが紅白につながればうれしい。これからも『バカ丸出し』でやっていきます」。10年のデビュー以来、変わらぬスタンス「お客さんファースト」の姿勢を強調した。

 昨年末に林田達也が卒業し、今年から5人での活動がスタート。この日発売の「愛でしばりたい」はリスタートの第1弾になる。友井雄亮(36)は「5人になっても、熱いメッセージを伝え続けます」と力強く宣言した。

 白川裕二郎(40)は「新曲のカップリング曲にはメンバーのソロ曲も入っている。ぜひ楽しんでほしい」とアピールした。