TOKIO長瀬智也(38)が、7月スタートのTBS系ドラマ「ごめん、愛してる」(日曜午後9時)に主演することが9日、分かった。98年の同局系ドラマ「ラブとエロス」以来、19年ぶりの純粋なラブストーリーに挑戦する。

 同作は04年に韓国で放送され、29・2%の最高視聴率を記録した人気作を日本版にリメークしたもの。長瀬演じる主人公の岡崎律は不遇な環境で育ち、裏社会に身を置く。ある事件で致命的なけがを負った後、幼い頃に自分を捨てた母(大竹しのぶ)を探し当てるが、弟のサトル(坂口健太郎)に愛情を注ぐ母の姿を見て、複雑な感情を抱く。幼なじみの坂口に思いを寄せるが、次第に長瀬にひかれていく三田凜華を吉岡里帆(24)が演じる。

 長瀬は「19年ぶりのラブストーリーになるのですが、今は素直に『自分がラブストーリーと向き合うならどうなるのか』という思いでやりたいです。30代後半になって、『愛』に対して思うことが19年前とは全然違うと思うんです。共演者には若い方が多いので、どういう空気感になったりするのか楽しみ。ポジティブな気持ちしかないです」とコメント。

 連ドラのヒロイン役初挑戦となる吉岡は「大きなお役に緊張と責任を感じております。センシティブでヒリヒリと痛い愛の物語。すばらしい共演者、制作チームの方々と丁寧に作品と向き合っていけたらと思っております」と話した。