演歌歌手岩本公水(41)が23日、埼玉・小川町の埼玉伝統工芸会館でコンサートを行った。

 同館では今月4日から、陶芸展「特別展『岩本公水』と素敵な仲間たち2」(5月14日まで)を開催中だ。

 客席から「公水ちゃ~ん!」の熱い声援が飛び交う中、新曲「北の絶唱」や「涙唱」「道の駅」「えんか坂」など11曲を熱唱した。

 「少し前までは桜がすごく美しかったですし、チューリップやパンジーなども咲いていて、そんな花々が心をうるおしてくれ、幸せな気持ちになります。昨日、父に電話したら、故郷・秋田県にはまだ雪が残っているそうです」とあいさつをした。

 陶芸は約20年前から趣味で始め、現在はプロ級の腕前。これまで、陶芸展を何度も開催している。15年11月には、東秩父の山中に自らの窯を持った。今回は、自らの窯で焼いた作品を初出展。「笑顔あふれる作品を作りたかった」と、「笑顔」をテーマに、ぐい飲みやとっくり、湯飲みなど約400点を創作、展示した。