タレント大竹まこと(68)が20日、文化放送の定例社長会見にゲストとして出席し、元SMAPメンバーについて語った。

 「業界のことはノータッチ。よくわからない」と前置きをしながら、「25年もアイドルをやってるっておかしいでしょ。20歳から始めても45歳。それでアイドルという形を作っていくのは限界がある。虚構が守られる時代でもないし、アイドルを何年もやるのはしんどい」と気遣った。

 9月8日をもってジャニーズ事務所との専属マネジメント契約を終了する3人の1人、稲垣吾郎(43)とは、稲垣の映画デビュー作「さらば愛しのやくざ」(90年)で共演をしたという。「何でこんなに若い時から働いているんだろうと思った。働くのは20歳を過ぎてからでいいのに」と気遣った。

 同局で稲垣がパーソナリティーを務める番組「編集長 稲垣吾郎」(水曜午後9時30分)については「続けるんじゃないですか。社長が決めることだけど。おれは続けてほしい」とエールを送った。

 同局の取締役編成担当の長谷川実氏は「7月期は継続予定ですが、10月以降は改編前なので未定。ファンとご本人と放送局にとって、一番良い形を考えたい」と説明した。

 また、大竹は木村拓哉(44)とのやりとりにも言及。主演映画「HERO」(07年)にタレントのタモリ(71)が出演したが、「あれは実は大竹さんだった」と、後で木村本人から打ち明けられたことを暴露した。