星野源(36)が10枚目シングル「Family Song」を8月16日に発売することが29日、分かった。昨年10月期のTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌で、大ヒットした「恋」に続く新曲だ。女優高畑充希(25)主演の日本テレビ系連続ドラマ「過保護のカホコ」(7月12日スタート、水曜午後10時)の主題歌として、曲を書き下ろした。

 「過保護のカホコ」は過保護に育てられた女子大生が、社会に出て、成長する姿を描くホームドラマ。星野は新曲について「脚本を読ませていただき、家族をテーマにしたソウルミュージックにしたいと思いました。その後『家族とは何ぞや』とぐるぐる考えながら作詞し、楽曲はバンドメンバーに朝まで付き合ってもらい、細かくこだわりながらレコーディングしました」と説明した。

 前作「恋」は昨年10月発売ながらも、まだ勢いは止まらない。CD売り上げは35万枚以上。配信は170万ダウンロードを突破した。ユーチューブ再生回数も1億4000万回を超え、今年のJOYSOUNDカラオケ上半期ランキング1位になった。

 星野は音楽家、俳優、文筆家とマルチに活動中。今、最も旬な1人に挙げられるほど、目覚ましい活躍を続けている。作家としては、妄想や下ネタも交えたユニークな視点でつづった上、読みやすい文章が人気。3月発売のエッセー「いのちの車窓から」は30万部以上を売り上げている。

 最近、高畑とは、先月放送された星野のテレビ初冠番組でNHK音楽バラエティー「おげんさんといっしょ」で共演した縁がある。「高畑充希ちゃんが主演のドラマ、とても楽しみです。主題歌も聴いていただける日を楽しみにしております」と話している。