24日、ワールドツアーを突然、中止すると発表し、世間を驚かせたジャスティン・ビーバー(23)。その理由は明らかでないが、過去1年半におよぶツアーで疲れ切っているとの関係者の声もある中で、「神に人生をささげたい」という宗教的な理由から、ツアーを中止したとの臆測も飛び出している。

 さらに米情報サイトTMZの報道によると、音楽業界では、ビーバーが音楽活動を後回しにするのではないか? との懸念が広まっているという。

 最近は定期的に教会に通い、教会関係者との親交を深めているビーバーだが、内部関係者に近い情報筋らが同サイトに明かしたところによると、ビーバーは関係者らに、「信仰心によって、自分がアーティストでなくなることはない」と語っていたらしい。

 新曲を作るためにコンスタントにスタジオ入りしているというビーバーだが、ツアー中止後は、レコーディングを行っていないという。音楽活動に復帰する意思があることを明言してはいるものの、それが果たしていつになるのかは、まだ決めていないようだ。

 別の情報筋によると、タイミングを見計らい、ワールドツアーを再開するつもりのようだが、少なくとも今後2年間はツアーを行わない可能性が高いという。(ニューヨーク=鹿目直子)