俳優財木琢磨(24)が30日、都内で、初写真集「THE 財木琢磨」発売記念イベントに出席した。

 財木はミュージカル「テニスの王子様 3rd season」手塚国光役や舞台「刀剣乱舞~三百年の子守唄~」大倶利伽羅役などで人気を得て今年10月、BS-TBSで復活する時代劇「水戸黄門」の助さん役も決定している若手注目俳優の1人だ。

 現在、京都で「水戸黄門」の撮影中で、同イベント後も京都に行くという。「テレビで見ていたシーンだって。この印籠すげーなと思いました」と感想を話し、「毎日学ぶことが多く時代劇の難しさを感じています。でも、この年で時代劇に関われるのはうれしいし、誰もが知っている作品なので、これを機に役者として成長したいです」と語った。水戸黄門役の武田鉄矢については「同じ福岡なので、せりふのイントネーションで苦労していると『わかる』といって指導してくれます」と話した。取材陣から、武田へこの写真集を見せるかを聞かれると、「え~、いらないですよね」といい、「恐れ多いので、こっそり楽屋に置いておきます」と笑顔で話した。

 写真集はグアムで撮影された。「初写真の撮影が海外で、グアムも初めてだったのでありがたいです」と話した。「ありのままの自分が出せた」という財木は同写真集を「100点。あっ、132ページあるので132点!」と自己採点した。

 「僕のことを知らない人も、表紙を見て手に取って欲しいです。財木琢磨の全部が詰まっているので見ていただけたらうれしいです」とアピールした。