ミュージカル俳優の井上芳雄(38)が、プライベートでも親交があるKinKi Kids堂本光一(38)への思いを語った。

 井上は2日放送のNHK「ごごナマ」にゲスト出演。“盟友”として紹介された堂本との関係について、「基本的には一緒に飲んだことしかない」と仕事上の交流はないそうだが、同い年でともに帝国劇場の舞台に立つ身。「唯一、座長の喜びも悲しみも話し合える友だち」だと語った。

 ミュージカル「SHOCK」シリーズで主演を務める堂本について「すごいショーを演って、すごい熱量で、頭おかしいんじゃないかっていうくらい毎回ハードな舞台を演ってるんですよ。だから同業者としても尊敬している」と感服。しかしその一方で「光一くんだけじゃなくて、テレビで人気のスターさんがミュージカル界にたくさん来だした時に、このまま行くと僕たちなんて呼ばれなくなるんじゃないかと。だって皆さん華もあって、知名度も集客力も、実力ももちろんあってやられてるのに、ミュージカル界で細々とやってる僕みたいなもんはその人たちに比べたら、『あいつよりやっぱり光一くんだろ』ってなるだろうって。僕がプロデューサーならなる。そう思ってビクビクしてたんですよ」と本音も明かした。

 また、堂本がミュージカルを始めた当初は、「本当にミュージカルとか舞台のこととか好きなのかなって、うがった見方をしていた」という井上。しかしその後、堂本のミュージカルへの熱意を知り「今はむしろ一緒に何かやりたい。乗っかりたい」と包み隠さず語った。