「塞栓(そくせん)性脳梗塞」などから7月29日に約2カ月ぶりに舞台復帰した落語家、桂ざこば(69)が4日、大阪市内で、レギュラーの読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分=関西地区)収録にサプライズ登場し、テレビ復帰も果たした。

 弟子の桂塩鯛とともに、スタジオに現れたざこばは、笑顔を浮かべて「いろいろすんませんでした」とあいさつ。辛坊治郎キャスターから「どこも、何ともないですね」と声をかけられると、「もう100%元気そうに見えると思うんですけど、ガーッとなると言葉がうまく、こう、出てくるのが…」。本格的な高座復帰へ向けて、リハビリを継続している現況を明かした。

 ただし、擬音を使った独特の言葉づかいは、もともと、ざこばの持ち味でもあり、辛坊氏は「前からですやん!」とツッコミ。ざこばは、倒れるまでの様子を詳細に報告した。

 ざこばは5月27日に倒れ、緊急入院。約2カ月の療養、リハビリを経て、7月29日に舞台復帰。テレビへの復帰は「体調と相談しながら決める」としていた。

 この日のサプライズ登場の模様は6日放送予定。レギュラー出演者として、本格的な番組復帰については、体調の回復具合と相談して決めていく。