お笑い芸人今田耕司(51)女優平愛梨(32)が7日、都内で「マックなのか?マクドなのか?おいしさ対決」キャンペーン発表会に出席した。

 ファストフードチェーン店マクドナルドは地域によってその愛称が違う。「マック」が一般的だが、大阪を中心にした関西圏では「マクド」の愛称で親しまれている。同社調べによれば、両者混在を合わせるとマクド派は11府県だという。新キャンペーンはこの愛称にちなんだメニューを考案し提供するもので、平はマック派、今田はマクド派のサポーターとして選出された。

 マック派メニューは「東京ローストビーフバーガー」を中心にナゲットソースに「レモンバジルマヨソース」、ドリンクに「山形ラ・フランス」、マクド派メニューは「大阪ビーフカツバーガー」「お好みマヨソース」「和歌山温州みかん」などを用意している。

 平は「とにかくリッチで優雅な気分になれます」とアピール。一方ヒョウ柄のパンツ姿というコテコテの大阪おばちゃんスタイルで登場した今田は「全国の外回りの営業マンには断然ビーフカツバーガー。これなら契約を4件は取れる!」と太鼓判を押した。

 平はマクド派が多い兵庫県出身。「友だちはマクドと呼んでいたけど、ウチはマックでした。お母さんから『マックのアップルパイ買ってきて』と言われていました」といい、「都内的でいいですよね」と笑顔で話した。今田は「大阪でマックと呼んだら『なにええ格好してんねん!』ってなりますよ」と突っ込んだ。「そもそもマクドナルドでしょう。小さいツはどこから持ってきたの。マックは間違えや。正式愛称はマクドでしょう」と独自論を展開した。

 平と結婚した長友佑都(30)はどちらのメニューを応援するかを聞かれると平は「それはローストビーフバーガーでしょう」と話したが、今田は「サッカー選手はカロリーを消費するから絶対ビーフカツバーガーですよ!」と火花を散らした。

 両者の勝敗は8月20日中締め切りのツイート数で決められる。いずれも勝てば優勝セールとして勝利バーガーのクーポン券が配布されるが、少数派のマクドが勝った場合「ホームページがマクド仕様に変更されるかもしれません」と同社ナショナルマーケティング部河野辺孝則上席部長は発表した。