マツコ・デラックスが、テレビ局の視聴率偏重の番組作りに疑問を投げかけた。

 マツコは7日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。2005年にスタートした同番組の初期からレギュラー出演しているが、「最初にMXから“数字”っていう言葉を聞いた時、膝から崩れ落ちた。『何を言い始めたんだ』って。どうやら数字を気にしてるらしいのよ、MXが」と状況が変わってきたことを明かし、「数字だけじゃないって思わないと、こんな番組やってらんないわよね」と毒づいた。

 キー局ではタブーとされるような過激な内容にも切り込んだ放送で人気を博す同番組だが、「使命感でやってたはずの番組だったのに、なんだかぬるい感じになったじゃない、初期に比べると」と近年では放送内容もソフトになって来ていると指摘するマツコ。

 「それはより多くの人に観てもらうため、企業という点で考えるれば、広告収入だったりを増やさなきゃいけないわけだから、よりスポンサーがついてくれる番組になるためっていうことなんだろうけど、その結果得られるものが、それがホントに欲しいのかな?」と問いかけた。