ロックバンド、44マグナムとアースシェイカーが19日、都内で「殴り込みギグREBORN2017」ライブを開催した。

 44マグナムはポールこと梅原達也、ジミーこと広瀬哲、バンこと吉川裕規、ジョーこと宮脇知史とポールの息子スティービーの5人組。

 アースシェイカーはマーシーこと西田昌史、シャラこと石原慎一郎、甲斐貴之、工藤義弘の4人組。大阪で活動していた両バンドが83年3月、「東京殴り込みギグ」として開催したライブが34年ぶりによみがえった。

 両バンドとも来年デビュー35周年を迎える。若年性パーキンソン病を患いながらも歌うポールは「俺はまだまだいける。35周年なんてくそったれだ。40周年、50周年までやってやる」と健在ぶりをアピールした。

 昨年、頭に電極を埋め込む手術を受けた。「手術が成功して、おかげさまでこうしてヘタクソな歌をみんなに聞いてもらえるようになりました」。デビュー35周年に向けて「アルバムを作り、ツアーもやる。みんなアッというような事もやりたい」とファンに報告した。また、35周年に先駆けてクリスマスイブにイベント開催も発表した。

 アースシェイカーのマーシーは「青春時代から倍以上の時が流れたけど、倍以上の力を見せてくれよ!」と会場にアピール。「80年代から、みんなの人生のどこかに44マグナムとアースシェイカーがいるということに感謝します」とファンに感謝した。

 最後は両バンドメンバーでレッド・ツェッペリン「ロックン・ロール」を演奏した。