リアリティー番組の女王キム・カーダシアン(36)が、ハーパーズ・バザー・アラビア誌のインタビューで、「誰が大統領になってもドナルド・トランプ氏よりまともな仕事をすると思うわ。私の娘が大統領になった方がまだましよ」と発言した。

 「時にもっと政治的な問題について発言したいと思うことがあるわ。でも、誤解を受けることもあるから気を付けないといけない。敬意を持っていたいし、人の感情を傷つけたくないから」と前置きした上で、4歳の長女ノースちゃんを引き合い出し、トランプ大統領を糾弾した。「毎日信じられないことが起きている。そして次の日にはもっとクレイジーで悲劇的なことが起きるのよ。今私たちが暮らす世界は、本当に怖いわ。トランプ氏が大統領でいる限り、昔みたいに家にいても安全だとは思えない」と語った。

 カーダシアンは親子で表紙を飾ることになった米インタビュー誌で、元ファーストレディーのジャクリーン・ケネディさんに扮(ふん)して話題になったばかり。「アメリカの新しいファーストレディー」というキャッチコピーとともに完全にケネディさんのスタイルをコピーしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)