アンジェリーナ・ジョリー(42)が、ブラッド・ピットと破局後の生活について赤裸々に語った。

 12年間のパートナーシップと2年間の結婚生活の末、昨年9月にピットとの離婚を申請したジョリーは英サンデー・テレグラフ紙のインタビューで、離婚により精神的に大きなダメージを受けたと告白。

 「時々、私はすべてうまくやっているように見えるかもしれませんが、毎日、ただ乗り越えようとしているだけ。独身生活を楽しんではいない。自分でそれを望んだわけではないし、いいことなど何もない。ただ困難なだけです」と語った。

 ジョリーは2013年、ガン予防のために両乳房の切除手術を行い、2015年および昨年には卵巣摘出手術も行っている。更年期障害に加え、顔面神経まひを患うなど、健康問題が重くのしかかっているという。

 「本当に困難な1年でした。健康の問題も抱えているので、自分で管理する必要がある。身体が打撃を受けたように感じることもあるけれど、出来るだけ笑い飛ばそうとしています。抗がん剤治療を受けていても、愛し、笑う力を見つける必要があります」と明かした。

 ジョリーは2日、テルライド映画祭で開かれた最新監督作品「First They Killed My Father (原題)」のプレミアに、6人の子供たちを同伴して出席し、注目を集めた。カンボジアの人権活動家ルオン・ウン氏の回顧録を基にした同作品は、同映画祭で高い評価を受けており、ネットフリックスで15日に初公開となる。(ニューヨーク=鹿目直子)