難病の全身エリテマトーデスという自己免疫疾患を患っている米歌手セレーナ・ゴメス(25)が、今夏に友人からドナー提供を受けて腎臓移植手術を受けていたことを明かした。

 自身のインスタグラムでドナーとなった女優フランシア・ライサ(29)と病院のベッドで手をつないで横たわる写真を公開し、「治療のために腎臓移植を受ける必要があると知り、移植手術を受けて回復に努めていました」と告白した。女優としても活躍するゴメスは、2016年夏に治療に専念するため約4か月ほど活動を休止し、化学療法などの治療を受けて年末には活動を再開。しかし、今年に入って再び病状が深刻化していると伝えられていた。ゴメスは手術のために新曲のプロモーション活動が行えずにファンを心配させたが、「この数か月間の出来事をもうすぐ皆さんに知ってもらえることを心から楽しみにしている」とコメント。サポートしてくれた家族や医師、自身の命を助けるために自らを犠牲にして腎臓を提供してくれたライサに感謝の言葉を述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)