後藤久美子(43)とフランス人の元F1レーサー、ジャン・アレジ(53)との長女エレナ・アレジ・後藤(20)がモデルデビューすることが25日、分かった。母と28日発売の女性ファッション誌「Richesse(リシェス)」の表紙を飾る。後藤愛用の高級ブランド「ブルガリ」と同誌のタイアップ企画で、表紙の他に総額1億円以上のジュエリーや腕時計を身に着けた写真やインタビューも掲載される。同日発売の姉妹誌「25ans(ヴァンサンカン)」にもインタビューが掲載される。身長156センチで、両親譲りの端正なルックスが印象的だ。

 後藤とアレジは96年に結婚。同年11月にエレナが誕生した。フランスで生まれ、その後は現在の両親の生活拠点でもあるスイス・ジュネーブなどで育ち、日本語、フランス語、英語など6カ国語を話す。単身で英国に渡り、現在は映画製作などを学んでいる。映画監督志望だが、母がモデルや女優として活躍した日本での芸能活動も強く希望した。10月1日から、母と同じ芸能プロ「オスカープロモーション」に所属し、来年1月からモデルや女優など芸能活動を本格スタートさせる。

 エレナはモデルデビューについて「お母さんと一緒に写真を撮られるなんてうれしい! ずっとずっと憧れです」。撮影はイタリアのベネチアなどで行った。後藤は「(娘が)こんな服やジュエリーも似合う年齢になったんだなとあらためて思います」と感慨深げに話し「お父さんに送らなきゃ」と携帯で撮影しながら見守ったという。

 親元を離れて日本で活動することを心配もしているが「(私とは)別の人生をエンジョイしてほしい」と背中も押す。「性格的にまったく違うけれど、だから面白い。彼女の人生を見ることで、もしかしたら歩めたかもしれない別の人生に触れられるようで、面白いのです」と話している。