子宮頸(けい)がんが再発し、手術を受けていたことを明かした女優の古村比呂(51)が「1人にはなりたくない」との思いを語った。

 古村は11年に子宮頸がんを宣告されて翌年に手術を受け、以降は食生活を改善するなどがんと向き合う生活を続けてきたが、発症からちょうど5年目の今年3月に再発していたことをブログで明かした。

 2日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演し、「5年間いろいろがんばってきて再発ってなると、新たなモチベーションの持ち方をしなきゃ、そう切り替えなきゃっていう気持ちがあった」と再発がわかった時の心境を振り返った古村。ただ、前回は子どもに負担を掛けないように闘病中は弱音を吐かないようにしていたが「疲れちゃうんで、やめました」と、今回は無理せず正直な気持ちを家族に伝えるようにしたことで、「ちょっと力が抜けて良かったんですよね」と語った。

 ブログでがん再発を明かしたのも「1人にはなりたくない」という気持ちからだったという。「つながりを探してたっていうのは正直なところ」と語り、「今を楽しく生きる。そして自分の体にありがとうかな。1日1日をもって生きていきたい」と前を向いた。