ミュージカル「レディ・ベス」(8日~11月18日)の公開稽古が7日、東京・帝国劇場で行われた。16世紀の英で波乱の人生を送ったエリザベス1世を主人公にした作品で、花總まりと平野綾がダブルキャストで主演する。

 世界初演から3年ぶりの再演で、花總は「変更点もいろいろあって、初演を迎えるような感覚です。稽古も濃密で、新しくなった『レディ・ベス』を見てほしい」と言えば、明日8日が30歳の誕生日という平野は「30歳を『レディ・ベス』から始められて光栄です。初演のような熱量で、新曲も増えて、ドキドキしています」。恋人のロビンには山崎育三郎と加藤和樹がダブルキャストで出演するが、1年ぶりの舞台となる山崎は「ドラマと違って、舞台の稽古はとにかく声がでかい。ホームグラウンドに帰ってきたと思った」。