モーニング娘。’17が21日、東京・日本武道館で、誕生20周年ツアーの東京公演を開催した。辻希美(30)高橋愛(31)道重さゆみ(28)田中れいな(28)のOG4人がサプライズ出演した。

 中盤、「シャボン玉」のイントロで、客席からステージに向かって左側に田中、右側に高橋、アリーナ中央に道重が登場した。順番にスポットライトが当てられるたびに、大歓声が巻き起こった。「シャボン玉」「リゾナント ブルー」を、現役メンバー14人とともに熱唱した。

 その後会場が安定すると、アリーナ中央のステージに辻が佐藤優樹(18)工藤遥(18)と3人で登場。どよめきと歓声があがった。辻と加護亜依(29)のユニット「W」の曲「ロボキッス」を披露した。佐藤と工藤の背中のねじを回すような同曲恒例のジェスチャーをして、客席を沸かせた。

 歌唱後、現役メンバーとパフォーマンスするのは初めてという辻は「歌い終わった後、すぐにしゃべれなくてびっくりした。久しぶりにファンの皆さんの前に立たせていただきました。私が出てきたらみんなペンライト下げちゃうんじゃないかなと思ってたけど、ありがとうございます」と感謝した。さらに「30歳でも頑張ってます」とアピールすると、高橋が「私なんて31歳ですから!」と張り合い、笑いを誘った。

 小田さくら(18)から「中沢裕子さんが『辻は本当に大変だった』って言ってたんですけど、現役のころの辻さんと、今の佐藤優樹さんはどっちが大変ですか?」と聞かれると、辻は「まーちゃん(佐藤)は本当に手がかかる!」と答えた。すると佐藤は「辻さんには言われたくないです!」と反論。「さっき辻さんが、マネジャーさんの髪をねじっていて、化粧もするとか言っていたら、断られて、すねてしまっていました。だから、私のほうがまだやばくないです」と暴露した。観念した様子の辻は「もう一緒でいいから、一緒にユニット組む?」と佐藤を勧誘し、大歓声を浴びた。

 ライブは「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「泡沫サタデーナイト」などを披露。11月30日に配信の新シングル「五線譜のたすき」も初披露した。