滝沢秀明(35)が、フジテレビ系連続ドラマ「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」(来年2月3日スタート、土曜午後11時40分)に主演し、弁護士役に初挑戦することが26日、分かった。「新鮮ですし、チャレンジだと思います。弁護することによっていろいろと苦悩しながら成長していく人物だと思いますので、僕も一緒に成長していきたい」と意気込んだ。

 原作は小杉健治氏が03年に発表した小説「父と子の旅路」。弁護士の浅利祐介(滝沢)は、30年前に浅利の両親と祖父を惨殺したとして捕まっていた死刑囚の再審請求の弁護を依頼される。1度は依頼を断るが、尊敬する先輩弁護士に促され、再審弁護に乗り出し、困難に立ち向かっていく。骨太のサスペンスドラマだ。

 来年1月のクランクインを前に、滝沢は「祐介は事件について知れば知るほど苦悩していきます。見てくださる方々にも一緒になって苦悩して、考えて感じていただけたらうれしいです」と話した。ソロでドラマ主題歌も担当することが決まり、「ドラマの放送が終わっても、作品の名場面が浮かぶような主題歌にしたいです」と意気込んだ。