テレビ朝日系人気ドラマ「相棒 season16」(水曜午後9時)の29日第7話の平均視聴率が13・5%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は15・9%、第2話は16・6%、第3話は14・2%、第4話は16・4%、第5話は14・6%、第6話は13・8%で、序盤に比べて少し停滞している。

 警視庁特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が再びコンビを組む。反町の「相棒」出演は3シーズン目。シーズン15では晴れて警視庁入りし、正式に特命係にも配属。右京とともにさまざまな事件に挑んでいる。

 第7話は、中年男性が遺体で発見される事件が発生。付近に落ちていた携帯電話には、犯人と思しき男が映った動画と、“ダークウェブ”と呼ばれるネット内の裏社会にアクセスした痕跡が残されていた。また、別の殺人への関与が疑われる動画も見つかり、警察は携帯の持ち主が一連の事件の犯人と見て捜査を始める。右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も独自に動き出すが、もう1人、事件に興味を抱いている人物がいた。それは、南井(伊武雅刀)という男で、ロンドンで右京の相棒だった。右京と亘は男のアジトにたどり着くが、そこで衝撃の光景を目撃することになる、という内容だった。