先日、育児雑誌が選んだ2017年の子育てトレンドを表彰する「第10回ペアレンティングアワード」の授賞式でパパ部門を受賞した窪塚洋介(38)を取材し、あらためて破天荒さと魅力を感じた。

 窪塚は会場に2年前に再婚したレゲエダンサーPINKYと生後5カ月の女児を連れて出席。前妻との間にもうけた中学2年の息子と同居していることを明かし、「パパアワードを誰かからもらうのって、変な気分がしまして。それを決めるのは、うちの子どもなんじゃないかと思い、中2の長男に『パパ、パパ賞をもらう』と話しました。そしたら、照れくさそうに、『パパは良いお父さんだと思う』とボソッと言ってくれた。主審の長男にゴーサインをいただいてきました」と、うれしそうに受賞のあいさつをした。

 この日は、「変わった家族のフォーメーションになっている時があるんですが、自分たちの愛のフォーメーションを楽しんでおります」と、前妻と家族ぐるみの付き合いがあることも告白。また、窪塚の教育方針として「楽しんで生きていこうと言っています」とし、息子が数学が不得意なことを明かし、「みんな得意なことは違う。だからみんな違っていて、それを楽しもうと言っています」と独特の持論を展開した。

 言っていることは、相変わらず破天荒だ。しかし、幸せオーラを全開に漂わせ、パパアワードを受賞しうれしそうに語る窪塚は魅力的だった。