タレントのヒロミ(52)が、貴ノ岩への謝罪がなかったことについて釈明した元横綱日馬富士側のコメントに「これが通るかな」と疑問を投げかけた。

 日馬富士は、先月29日に開いた引退会見で、貴ノ岩を暴行したことについて「先輩横綱として、弟弟子が礼儀と礼節がなっていない時に、それを正し、直し、教えてあげるのは先輩としての義務だと思っています」と説明したが、謝罪の言葉はなかった。日馬富士の弁護士は11日、貴ノ岩への謝罪がなかったと指摘されることには「極度に緊張した会見の場で、日本語の表現力が及ばなかったにすぎず、何らかの意図があったものではない」と釈明した。

 12日放送のフジテレビ系「バイキング」は、同弁護士のコメントを紹介。MCの坂上忍は「もっと早くに(コメントを)出せたはず。確かにこの文面に書いてある通り、緊張もしていたでしょうし、日本語もまだおぼつかないところもあるとは思うんですけど、(会見で)強調していたところは礼儀礼節であって、『礼儀がなっていない弟弟子に対して兄弟子として指導するのは責務なんだ』というような言葉を明確に言っちゃってた」と指摘した。

 ヒロミも、日馬富士の会見での発言について「ちゃんと説教しちゃったじゃん」とし、現段階での釈明について「これが通るかな。こういうのが全て遅いですよね。何かあった時に一番最初に出すべきものだもんね」と語った。