綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(金曜午後10時)の22日最終回の平均視聴率が10・8%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は第4話の13・6%。一度も2ケタを割ることはなく、豪華キャスト陣が再集結した続編も人気を集めた。

 最終回は、新たな研修先を見つけた白川(坂口健太郎)がついにペルソナを離れることに。そんな中、小松(吉田羊)の同期である武田(須藤理彩)が出産の日を迎える。順調に思えた出産中に武田は子宮型羊水塞栓症を引き起こし、命を落としかけるが、救命チームも加わり懸命の措置で一命を取り留める。そして四宮(星野源)は故郷の能登の病院に移ることを決意。小松も出産前後の母親ケアの場所を作るためにペルソナを去ることに。それぞれが新しい居場所に旅立ち、サクラ(綾野剛)は変わらずペルソナで妊婦の出産を支えていく、という内容だった。

 放送の中で、ダウン症の子どもを出産することになった母親が読んだ実在する詩「オランダへようこそ」が放送終了後、インターネット上で反響を呼んだ。