落語家桂歌丸(81)が体調不良のため、元日にトリで出演を予定した東京・新宿末広亭の正月初席を休演したことが2日、分かった。元日、3日、5日、7日にトリで出演する予定だった。

 元日は自宅で着替えて出かけようとした時に息苦しくなり、頭痛もしたため休演し、春風亭昇太が代演したという。現在、自宅で療養しており、3日以降の出演も取りやめた。11日からの浅草演芸ホールの正月二之席出演は様子を見て決めるという。

 歌丸は昨年12月28日に会長を務める落語芸術協会の納会も欠席したが、理由として、正月の寄席を控えて大事をとったためとされていた。歌丸は昨年も1月に肺炎で入院し、その後も6月と9月にも入院した。