「トレンディードラマの女王」と呼ばれた女優浅野ゆう子(57)が昨年末に結婚したことが11日、分かった。初婚で、相手は同世代の一般男性。所属事務所を通じてファクスで報告した。1980年代末から浅野温子(56)と“W浅野”とよばれブレークしたが、現在も活躍中。穏やかにこれからの人生を歩んでいきたいと、50代後半でゴールインした思いを明かした。

 近年、50歳以上で初めて結婚する人が増加している。芸能人でも桃井かおりは63歳だった15年に、高橋ひとみは52歳だった13年に結婚した。厚生労働省の人口動態調査よると婚姻数が減少傾向の中、40代以上は初婚、再婚とも伸びが目立つ。16年における50~54歳の初婚は、男性が3041人で1990年の約4・8倍に、女性が1191人で約2倍となった。理由は諸説あるが、若い時に派手なバブル期を過ごし、その後も長年恋愛を楽しんだ世代の中で50歳を超え、ようやく落ち着いた結婚生活を求める人がいるとの見方もある。また、50代を含む高齢出産も増えているとされる。