がん闘病中だったヒップホップミュージシャンのECD(本名:石田義則、享年57)さんの訃報を受け、Zeebra(46)が追悼した。

 Zeebraは25日、ツイッターを更新。「常に新しいヒップホップを表現した石田さんは一生FRESHでした。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 ほかにもファンや関係者から悲しみの声が相次いでいる。電撃ネットワークのギュウゾウは「ECD……石田さんが亡くなったそうだ。元気そうにしていたんだけどな、、、なんとも寂しい。合掌」と追悼。精神科医の香山リカさんは「ECDとは1960年生まれの同級生。ハタチの頃から何度かすれ違ったり再会したりを繰り返した。悲しい。感謝。がんばる。つらい。また会える。さびしい。感情と言葉がまとまらないよ」と悲しみに暮れ、作家のいしいしんじ氏は「いちばんかっこいい日本語で日本人に日本を訴えかけていたかっこいい大人。今日はずっと石田さんのレコードをかけて過ごします。明日も。あさっても。ずっとこれからも。すばらしい音楽を、ありがとうございます」としのんだ。

 ECDさんの家族が25日、ツイッターで「昨夜21時36分、ECDこと石田義則は入院先の病院で息を引き取りました。家族と友人達に見守られながらの最期でした」と伝えた。ECDさんは2016年、進行性のがんを患っていることを告白していた。