元NHK登坂淳一アナウンサー(46)のセクハラ疑惑について、テレビ朝日解説委員の玉川徹氏が業界内でうわさになっていたことを明かした。

 29日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」は、4月からフジテレビの報道番組「プライムニュース(仮)」(月~金曜午後4時50分)のキャスターに就任する予定だった登坂アナがセクハラ疑惑で出演辞退となった騒動を取り上げた。

 玉川氏は、フジテレビで2年前にもショーンKことショーン・マクアードル川上氏(49)が経歴詐称問題で番組開始前に降板する騒ぎがあったことをあげ、「前に事件があったので、普通に考えれば2度とああいうふうなことが起きないように、我々の世界で言えば身体検査を(するはず)」と、フジの対応に首を傾げた。

 また玉川氏は「前(ショーンK)のケースは、僕はしょうがないかな、むずかしいかなと思ってたんですけど、今回のケースは我々の世界の中ではちょっと知られた話だったんですよね。だから同じフジテレビの中で2度と失敗できないっていう思いがあったとしたら、局内で聞いてみたりしたらわかったんじゃないかな。報道なんかは横のつながりがありますから」と、登坂アナの業界内での評判について語り、「僕は聞いたことないけど、スタッフの中には何人か『聞いたことあるよ』って」と明かした。