渡辺えり(63)キムラ緑子(56)主演の舞台「喜劇 有頂天一座」(1~12日)の公開稽古が31日、東京・新橋演舞場で行われた。

 昭和30年代の大衆演劇一座を舞台にした作品で、人気座長役の渡辺は「立ち回りや踊りもあって大変。段田(安則)さんとラブシーンするんだけど、舞台上でラブシーンをするのはこれが初めてなの。ちょっと恥ずかしいわね」。座長の座をねらう弟子役のキムラは当初19歳の設定が、けいこ前に21歳となり、今は27歳に変更になったという。「19歳はちょっと無理ですよね。やることがいっぱいあって、タップシーンも少しになった。本当はもっとやりたかったけれど、手が回らなくて」とこぼした。