元フジテレビアナウンサーで現在フリーの八木亜希子(52)が、先月30日に死去していたことがわかった元同僚の有賀さつきさんについて語った。

 八木は6日放送の同局系「とくダネ!」にVTR出演。「去年は本当に会う機会がなくて、メールでは何度もやりとりをしたりとか電話をしたこともあるんですけど」と交流は続いていたという。しかし病気のことは知らず、「もちろん彼女はそういうことを言わない人なので、全然そういう様子はなくて。昔からあんまり人に辛いこととかを言わなかったり、なんでも1人でやってしまったり、頼らない人なので…」と沈痛な面持ちで語った。

 女優の中江有里は「病気をした時に、なかなか親しい方にでも言いづらいっていうことはあるんですよね。それは多分、自分の辛さを感じさせてしまうと相手にも負担が掛かるって思われたのかな」と推察。有賀さんとはクイズ番組で共演し、「お嬢さんを連れて来られていて、その様子がとってもほほ笑ましくて。これからおふたりでお出かけになるって聞いて、良い関係なんだなって思った」と、母子の様子を振り返った。

 笠井信輔アナウンサーは「有賀さんはお友だちには言わないけれども、仕事先の人には『もう私は仕事しません』って複数言ってるんですよ。つまり、多くの人に自分のことでストレスを掛けないようにして最後を迎えたんじゃないかな」と語った。