マツコ・デラックス(45)が、国民栄誉賞が乱発される風潮を受け「価値は下がったかな」と私見を述べた。

 マツコは5日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。政府が平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のフィギュアスケート男子で2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦(23)に国民栄誉賞を授与する方針を固めたという話題に、「羽生くんがもらう、もらわないに関しては全く関係ない話よ」と断った上で、「私が若かった頃に比べると、ちょっと国民栄誉賞の価値はちょっと下がったかなっていうのはすごく感じる」と語った。

 「それこそ文化勲章とかに匹敵するくらい、本当に(価値が高かった)。だって美空ひばりさんだってお亡くなりになってからじゃないともらえなかったのよ」とマツコ。「それをこんなに連発してしまって、特に安倍さんはあげるの好きだから、ちょっと価値を下げちゃった。『数が多すぎやしませんか?』っていうのは前々から思っておりました」と述べた。