「ひとり芸人日本一」を決める「R-1ぐらんぷり 2018」の決勝戦が6日、東京・台場のフジテレビで行われ、盲目の芸人、浜田祐太郎(28)が優勝した。賞金は500万円。

 浜田は「めちゃくちゃかみましたよ。ありがとうございます。ずっと優勝したかったんで」と感激した。 ファイナルステージはおぐ、ゆりやんレトリィバァ、浜田の3人で争われた。浜田は12票を獲得し、2位のゆりやんレトリィバァは5票、3位のおぐは4票と浜田の圧勝だった。

 浜田は神戸市出身。白杖(はくじょう)で舞台に登場し、盲目の生活を笑いに変えて観客を沸かせた。R-1はプロ、アマ、キャリアを問わず、1人で行う話芸などで競われる。16回目となる今回は過去最多の3795人がエントリーし、トーナメント形式の決勝戦に、準決勝を勝ち進んだ10人と、決勝当日に行われた「復活ステージ」を勝ち抜いた2人の計12人が臨んだ。