宝塚歌劇月組によるミュージカル「雨に唄えば」(6月16日~7月4日、東京・赤坂ACTシアター)の会見が19日、都内で行われた。

 ジーン・ケリー主演で1952年に公開された名作映画のミュージカル版。

 宝塚では、03年の安蘭けい主演、08年の大和悠河主演に次いで、10年ぶり3度目の上演となる。

 主演ドン役の珠城りょうは「見た方に元気、希望、夢を与えられる作品。タップの場面も多いけれど、ジーン・ケリーさんに劣らず、エレガントで優しく、大きなドンを表現したい」。親友コズモ役の美弥るりかは「新しい挑戦。今の月組にしかできないエッセンスを入れ込んだ舞台にしたい」と話した。