とんねるず石橋貴明(56)がこのほど、フジテレビ新番組「石橋貴明のたいむとんねる」(16日スタート、月曜午後11時、初回は11時15分から)の収録を行い、意気込みを語った。

 30年続いた「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了し、新たに月曜23時枠で新番組をスタートさせた。深夜枠とあってか、石橋は「『みなさんのおかげでした』よりちょっと弁当がさみしいです」と泣きまね。「30年ずっと収録をやっていた木、金ではなく、火曜日に収録に来るようになった。スタジオも違っていて、こんなスタジオあるんだと思って」と新鮮な気持ちを語った。木金は何をしているのか問われると「ヨガの教室へ通う。ヒマでヒマで」とおどけた。

 新番組は、ミッツ・マングローブ(43)とのタッグで、「大人のノスタルジー」をテーマに、アイドル、テレビ、スポーツなど、ちょっと懐かしい時代を語り尽くすトーク番組。ミッツについて「知性の塊。徳光家の血は素晴らしい」と、ミッツの伯父、徳光和夫氏を引き合いに感心しきり。「広島で言えば、菊池と田中のゲッツーのような素晴らしいコンビネーションを見てほしい」と自信をみせた。

 毎回ゲストを招いてのトークとなる。どんなゲストと話をしたいかと聞かれると「貴乃花親方を呼んで、ぜひ今の相撲界の話をしたい」と笑わせ、「お父さんの貴ノ花が好きで。『貴明』の字を聞かれたら『貴ノ花の貴です』と説明していたくらい」と貴ノ花と北の富士の72年の名勝負をスラスラと語り、驚異の記憶力を発揮していた。

 初回は工藤静香をゲストに、「イケイケだった80年代のテレビ業界」をテーマに語り合う。