スキマスイッチが11日、全国ツアー「アルゴリズム」初日公演を川崎市のカルッツかわさきで行った。

 先月発売した約3年3カ月ぶりの新アルバム「新空間アルゴリズム」を引っさげてのツアーで全国27カ所34公演を行う。新曲を携えたツアーも3年ぶりとあって、ボーカル大橋卓弥(39)は「緊張感もありつつ、楽しみな気持ちが多いです。僕らももう40歳なので。大人っぽく、自分たちのペースで皆さんと一緒に楽しめたらと思います」とあいさつ。この日は同アルバムに収録で、テレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」(今月21日開始、土曜午後11時15分)の主題歌に起用された「Revival」や、代表曲「全力少年」などを披露し、2000人を魅了した。

 アンコールでは、初の横浜アリーナ単独公演(11月10~11日)開催もサプライズ発表した。ここ数年は、ホール規模での公演が多く、同所での公演も結成以来初めて。常田真太郎(40)は「やったことなかったんだね」と話しつつ、大橋も「ホールの空間も好きですが、お祭りなので。アリーナでみんなでお祭りできたらと思います」。

 8月まで続くツアーの初日も無事成功し「毎回初日公演は、皆さんに助けてもらって、元気をもらって、ここから旅立っていくような気がします。今回もすてきなツアーになりそうです」と笑顔を見せた。