上方落語協会の桂文枝会長(74)が、神戸新開地に進めてきた上方第2の拠点「神戸新開地・喜楽館」は7月11日にオープンし、初日興行のトリを文枝が務めることが25日、決まり、同館の事務局から発表された。

 同11日から31日までの昼席、夜席の公演概要を発表。11~15日の昼席を「こけら落とし公演」と題して上演。12日は3代目春団治一門の筆頭弟子桂福団治、13日は桂文珍、14日は笑福亭鶴瓶、15日は2月に師匠の名跡を襲名した4代目桂春団治がトリを務める。

 また、11日からの夜公演も発表され、初日11日は文枝が弟弟子の桂きん枝らと「第1回桂文枝(笑)SHOW」を開き、江戸落語の寄席や桂米朝一門会、第214回兵庫区民寄席、浪曲の会など、多様な公演が企画されている。