26日に第2回放送を迎えたディーン・フジオカ(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(木曜午後10時)の平均視聴率が5・7%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 19日放送の第1回視聴率は5・1%だった。

 フランスの作家アレクサンドル・デュマの小説を現代の日本に置き換えて映像化した復しゅう劇。

 小さな漁師町の漁師・柴門暖(フジオカ)が結婚式の当日に冤罪(えんざい)で逮捕。獄中に落とされた柴門は15年後、別人となって現れ、復しゅうを遂げていく。柴門の後輩を大倉忠義(32)、婚約者を山本美月(26)、先輩を新井浩文(39)、柴門を逮捕してどん底に突き落とすエリート警察官僚を高橋克典(53)が演じる。

 第2回放送内容は以下の通り。

 無実の罪を着せられ異国の地に投獄されてしまった柴門暖。テロリストとのつながりを白状するよう激しく拷問されるが、暖は身に覚えがあるはずもなく答えようがなかった。しかし暖は潔白を証明することもできず、そのまま地下の独房に幽閉されてしまう。与えられるわずかな水と食料で、殺されもせず孤独と戦う8年の月日が流れた。そんな時、床から男性が顔を出す。暖を脅し、看守への告げ口を封じる男性は日本語を話した。暖が床の穴に戻る男性を追うと、穴は男性の独房に通じていた。暖が出会った男性の名前はファリア。彼は自分が投獄された理由をファリアに尋ね、刑事の入間らに、はめられたことを知る。