元AKB48の女優渡辺麻友(24)が18日、東京・天王洲銀河劇場で初の主演ミュージカル「アメリ」(6月3日まで同所ほか)初日公演を行った。公演前に通し稽古を公開し、取材に応じた。

 同作品は、日本でも興収16億円を突破した仏映画「アメリ」(01年公開)に基づいて作られたミュージカルで、空想が大好きなちょっと変わった女の子・アメリの、日常と恋をチャーミングに描いたロマンチックコメディーだ。映画では、アメリと青年ニノ(太田基裕)のキスシーンも描かれているが「詳しくは…見に来てくれた方のお楽しみ! でも映画を忠実に再現しているシーンが多いです。お楽しみ…です!」と

 今回が初の舞台出演で主演となる。「緊張と不安とでドキドキしていますが、最高の舞台を届けられるように頑張ります」と終始緊張気味。例年、「AKB48選抜総選挙」が行われる時期でもあるが「違う緊張感がありますが、同じくらい大きな気持ちで臨んでいます」と話した。

 同席した演出の児玉明子氏からは「物語もアメリの成長を描くけれど、麻友ちゃんも稽古を通じて本当に成長してきた。公演を重ねるごとに、さらに成長していくと思いますよ」と声を掛けられると、照れながら「頑張ります!」と笑顔になった。